24歳独身男性会社員の出会いアプリ利用記

出会いアプリを使って知り合った女と初デートすることになった。
これまで出会い系サイトではクリーチャー系の女にしかあたったことがないため、実は結構緊張気味なのだ。
「そんなに高望みはしません!どうか普通の子でお願いします!」 という願掛けを行きがけの神社でしてきた。
出会い系アプリでコミュニケーションをとっていた範囲では、いたって普通の子で、楽しく会話ができていた。
実際に顔を会わせても楽しく会話ができるといいな。
期待と不安でいっぱいだった。
待ち合わせ場所に30分も早く到着してしまい、何をするでもなくただひたすら直立不動で彼女を待っていた。
待っている間も頭の中では彼女はどんな子なのか、今日のデートコースで満足してくれるのか、どんな話をしようか、などなど今日のことについてぐるぐるぐるぐると回っていた。
そんなこと考えた所でどうしようもないし、まずはどんな子なのかが重要だろ。
そうこうしているうちに、ちょうど時間ぴったりな頃、彼女は到着したようだ。
出会いアプリのメッセージが到着した音がポーンと鳴った。
辺りを見渡す。
目印と言われていた赤い帽子の女の子を探す。
「あ、あれかな?」 赤い帽子をかぶった女の子がいた。
「あの、Sさんですか?」 恐る恐る声を掛けてみると。
その子は振り向いた。
「はい!あなたはKさん?」 振り向いた顔は本当に普通のいい女の子だった。
いやー、よかった。
変な子じゃなくて。
まだ会ったばかりなのだけれど、なんだか目的は全て達成したかのような安堵感を感じてしまった。

スマホで始める彼氏、彼女作り